🌾 OMUCEERIの季節がやってきた!🌾
(毎度)遅ればせながら、ホイマのいっちーです。
ほんとすいません🙇♂️
タイトルの”OMUCEERI “ってなんぞやって感じですよね。
ホイマで使われるニョロ語で、「おコメ」という意味です!
「オムチェーリ」と読みます!
最近のウガンダ、とうとう雨季に入ってまいりました!
カンパラでも任地でも雨の回数が増えてきております!
一年の中で、もっとも暑い時期と言われる1、2月の後の3月ごろから第一雨季が始まり、
天水(雨)で稲作栽培をしている稲作農家さんたちは、今が準備のピークです。
東部と西部では主流になっている栽培方法が違い、
東部は主に水稲(田んぼ)、西部は陸稲(畑)で栽培を行っています。
西部に位置するホイマは陸稲が主流なので、近隣農家さんたちは本格的な雨季に入る前に、
種まきの準備のために前回収穫したコメの選別や、畑の整備など、大忙し(?)です。
自分自身も第一雨季から栽培実験を始めるため、
配属先のドクターや同僚たちと、あーでもないこーでもないと日々、実験について話し合いを行っています。
自分の任期中にあと3回、雨季が来ますが、
その3回でどれだけ多くの農家さんに稲作を普及できるのか、収量アップに携われるのか、
農家さんの生活がかかってるだけに、最近ちょっとプレッシャーというか、
半年以上ウガンダにいるのに、自分はまだ何もウガンダの農家さんに貢献できていない!
と、焦りを感じております、、。
でも、悩んでいるだけじゃおコメは育たないので、
まずはこの雨季で、自分の出来る限りのサポートを農家さんにしていく!!
と、収穫前の実験圃場で誓ったいっちーでした。
こちら来週に収穫予定のNERICA4🌾
つぎの実験用の種として使います。
もちろん鳥害対策もバッチリです。
収穫後の籾(コメ)を種類ごとに分けて置くスペースが無い!てなった時にウガンダ人が考え出した策がこちら。
石のタイルの枠をうまく利用しています。
吹きっさらしの屋外だけど、いいのかな。と、風で飛んでいくおコメを見ながらそう思いました。
あるものはなんでも使う、This is UGANDA!
こちらは長年JICAの稲作の専門家として活躍されている、坪井専門家です。
まだ東アフリカで稲作がマイナーだった頃、NERICAの栽培技術を確立された方で、
稲作界では偉人として崇められています。
ウガンダでMr.NERICA(ミスターネリカ)といえば、知らない人はいないくらいすごい方です。
先日、坪井専門家直々の研修が首都近辺で行われていたため、飛び入り参加してきたときの様子です。