EAST AFRICAN TOURNAMENT⚽🇹🇿
ウガンダ工業高校交換ノート📔
一年が突破し、7週目に入りました!
最近は、
『ブログ読んでるよ〜』
と、言ってもらえることも多く自分自身の励みにもなっているのですが…。
『工業高校での活躍すごいね!』
………。
いやいやいやいや!!!
自分が働いてるのは工業高校ではないんです!!!
あくまで、我々2018年度1次隊のウガンダ隊メンバーが男ばっかで、工業高校みたいだなっていうことで呼ばれていた愛称なので笑
それをただブログのタイトルにしただけですので、読んで頂いてる方の誤解を招いていた場合はこちらからお詫び申し上げます。
すみませんでした笑
さて、ここから本題!
タイトルにあるように、自分は8月15日〜25日の10日間、配属先サッカー部が参加した【EAST AFRICAN SECONDARY SCHOOLS FOOTBALL TOURNAMENT】にコーチとして帯同していました⚽
4月から5月末にかけて行われたウガンダでのCopa Coca colaカップ(ウガンダ高校生の全国大会)にて、準優勝の結果を残し参加資格を獲得しました!
自分自身サッカーを専門として、プレーしていた運も重なり、コーチとしてのオファーを頂いて約2ヶ月間のトレーニングを共にして参加しました!
キリマンジャロの麓の観光地として有名なArushaで開催されたこの大会は、16日の開会セレモニーが全員揃う初めのプログラムでした!
バスを使って陸路で移動してきたチームと、JICAの規定に沿って航空路を使って移動した自分たちは、約4日ぶりの再開になりました。
全く連絡が取れていない中で不安もありましたが、揃った白のジャージが格好良かったのが記憶に新しいです。
サッカーやネットボール、バレーボールや陸上など、様々な種目で競われるこの大会には、ホスト国のタンザニア、ケニア、ルワンダ、ブルーンジ、ウガンダの計5ヶ国から国内大会を勝ち進んだ学校が参加しました。
(マラウイも参加予定でしたが居なかった…)
ちなみにサッカーは計13ヶ国が参加し、前回大会チャンピオンを含むウガンダからは最多の4チームの参加でした!
開会セレモニーでは、国ごとの行進に始まりほぼスワヒリ語のスピーチ。
列を作り終えた20分後には…。
左端のウガンダ…。断トツの乱れ…。
そんなこんなで
17日:グループリーグ初戦⚽
対戦相手はルワンダ唯一のサッカーチーム、LDK🇷🇼
技術&スピード共に圧倒していましたが、初戦という選手の硬さもあり、0-0の引き分けスタート!
喜ぶ相手とは裏腹に雰囲気の悪いスタートとなりました。
18日:トレーニング
日本では考えられない、朝&夕の2部練。
大会中にもかかわらずハードなトレーニングだなぁと思いながらも自分はリカバリーメンバーの担当。
楽しい雰囲気を作ることを心がけながら、試合へのコンディションを上げていく。
今まで出会ったコーチの凄さを本当に感じました。
19日:グループステージ2戦目⚽
対戦相手は初戦を落としているタンザニアのVwawa SS🇹🇿
試合会場に着いたのがキックオフの20分前。
やる気あんのか?とか思いつつも急ピッチでアップを終わらせると、中々試合が始まらない。
監督いわく、審判が昼飯を食べに行ったとのこと…。
そんなことあるんかい!とツッコみたくなりましたが、そんな時はThis is Africaで気持ちを切り替え試合に集中!
20分遅れで試合が始まりました!
前半3-0。結果は申し分ないですが、選手のプレーの質に自分を含めスタッフは激昂💥
後半は審判のジャッジにこれまた監督爆発💥
2回入ったゴールを取り消されたりと、なんともアフリカらしい、アウェイゲームでした…笑
20日:トレーニング
選手と過ごす時間が圧倒的に増える練習日は、昼飯から洗濯まで一緒で、自分自身合宿に来ている感覚に少し、ワクワクしていました!
トランプしたり、チェスやったり…。
ジュニアユースの時は、チームメイトとひたすら遊び呆けて翌日の試合に挑んだ記憶もだいぶ前です笑
21日:グループリーグ最終戦⚽
対戦相手はここまで1勝1分、タンザニア大会を1位で通過してきた、Alliance High🇹🇿
このチームは女子サッカーにも参加していて、コーチとして2017-1の協力隊員ゆかさんが居ました!
サイドを攻略されて苦戦しましたが、個人技で3?4人をスルスル切り裂きまくったイスマ君の活躍もあり、2-1でなんとか勝利!!
2勝1分の勝ち点7でBグループ1位通過を決めました!!
22日:準々決勝
対戦相手はCグループを2位で通過してきたケニアのDagoretti High🇰🇪
前線に迫力のあるいかにもアフリカンなチームで、勢いに押されて今大会初の、先制点を奪われる展開になりました。
スタッフ陣でも相手のウィークと自陣のストロングを照らし合わせて選手交代をし、後半で逆転!
2-1でなんとか準決勝に進みました!
23日:準決勝
対戦相手はウガンダカップ決勝で敗れた、絶対王者St. Mary's Kitende🇺🇬
2年前の東アフリカカップ決勝でも敗れていて、因縁に因縁を重ねた相手。
ベストメンバーで挑んだ相手でしたが、言い訳のしようがないほどの力の差。
個、組織。共に圧倒されて自分たちの良さを見せることなく、0-2での敗戦になりました。
24日:3位決定戦
対戦相手は開幕戦でタンザニアチームをボコボコにしていた、ケニアのSt. Antony's🇰🇪
準決勝で敗れたことを引きずっていた訳ではないのに、ダラダラとしたウォームアップから試合に入った選手たちのモチベーションの無さは、会ったときすぐに感じました。
前半1点を先制して戻ってきた選手には、
選ばれなかった選手が居る中、プレーしていること。
Jinja SSSを背負ってプレーしていること。
ウガンダの代表選手としプレーしていること。
試合に関するアドバイスなどはなく、この3点のみを伝えましたが、後半のプレーには大きく響かず…。
正直この内容なら負けた方がみんなのためだろうなと思ったりもしました。
結果は1-1、PK4-3で3位でフィニッシュ🥉
自分個人の感想としては、そこまで本気で戦っていた分、3位決定戦でのプレーや意欲にはガッカリしました。
敗けたことから学ぶこと、勝った中でも学ぶこと。
次に活かそうという気持ちさえあれば、どんな結果であれ繋げることは出来る。
それがサッカーにおける成長であり、チームの強さになって蓄積されていくはず。
ここ2ヶ月はウガンダに欠けるそれを強調してきたつもりだったのも余計に重なって、個人的に悔しさの滲む大会になりました。
なにはともあれ!!
サッカーはウガンダ勢が表彰台を独占!!
配属先から出場したラグビーチームも7人制部門で3位に食い込み、両チームとも配属先にメダルを持ち帰ることができました!!
自分自身、コーチとしてサッカーの大会に参加することで見える、運営側や選手、関係者への関わり方、試合中の振る舞いなど学ぶことが多々ありました!!
今回の大会に参加出来たことへの、関係者への感謝はもちろんですが、
必死に戦った選手、スタッフには心から感謝しています!
結果、内容どうあれ、大切な宝物になりました。
では、また!!
次回のブログで!!