電気と水、どっちが大事?
みなさんお久しぶりです。ムバレ県配属のふぉれです。
さて、日本では大型の台風が三連休に直撃して大変な事態だったと聞きます。僕の親戚も一時避難していたそうです。
避難所の写真だそうです。不謹慎ながらこのカップ麺は羨ましい…
避難所では水も限られているでしょうし、所によっては停電の憂き目にもあったと聞きました。ちなみに我が家も現在停電(3日目)と断水(ちょうどこのブログ書きながら気付きました)しています。
懐中電灯って明るいんだなぁ。
ヘッドライトとか持っててよかったなぁ
配管工のおっちゃんが大家さんからお金を騙しとって絶賛逃走中なので果たしてこの断水はいつ解決するのやら。
ウガンダに来てはや一年と3ヶ月。停電にも断水にも慣れては来ましたが、それでも辛いものがありますね。日本に帰りたくなります。
さて、ここでちょっと、日本の友人から時折来る質問を紹介します。
「停電と断水、どっちが辛い?」
という質問です。
答えとしては「どちらも辛い」といった所でしょうか。一応断水に備えて水を溜めてはいます。停電に備えてモバイルバッテリーもいくつか持っています。でも、所詮備えは備え。ケータイ充電できれば最低限何とかなるけど、逆にそれ以外なにもできません。
家電なんてただの置物です。ちなみにミキサーの中身は自家製キムチの素です。仕上げができません。冷蔵庫の中も悲しい温度です。ムバレはそこそこ生活環境が整っているので色々買い揃えましたけど、こうなると本当に無力です。
水にしても、限度があります。
こういう容器に水を溜めてはいますけど、
飲み水もそうですが、炊事洗濯、体を洗ってトイレに行って、と、生活の至るところで水を使いますよね。水洗トイレは一見快適ですけど断水するとただただ無力です。
このぐらいの備えはまああっという間に底をつきます。
とはいいつつ、これぐらいのトラブルは日常茶飯事なので協力隊員はこのぐらいでへこたれません。ややストレス溜まるぐらいです。何だったら水道も電気もそもそもない隊員だっています。
ただしこれが日本だと、また勝手は違ってくるのだと思います。普段から水を溜めている人はどれくらいいるのでしょう?電気と水道が安定していることが前提の生活、台風や地震などでライフラインが止まった時のダメージは計り知れない物だと思います。
「あるはずのものがない」これってすごいストレスですよね。水や電気に限らず、これまで当然のように手に入っていたものが手に入らなくなる、使えたものが使えなくなる。電気と水、どちらの方が重要か、というより、なにかがなくなることがとにかく辛いです。でも、トラブルって大概突然やってきますよね。辛い間に合わないためにも日頃から備えはしっかりしておこうと改めて思う一日でした。真っ暗で眠たい。
もり えいじ (ふぉれ)