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こんにちは、菊山です。ご無沙汰しております。
今日はとっても重要な話をします。ここ数ヶ月で起こった大きな出来事と、これからの方針についてです。
3月20日
これまで青年海外協力隊2018年度1次隊・ウガンダ派遣の同期で、週替わりでお届けしてきたこちらのブログですが、あるときからぱったり更新が止まってしまいました。3月20日に、任国ウガンダから日本への国外退避となったからです。原因は想像に難くないと思います、新型コロナウイルスの影響です。
医療レベルの低い途上国で病気を罹患した場合、適切な治療を受けれないこと。また、新型コロナウイルスが中国発と言われていることから、アジア人への風当たりが強くなったことが原因です。
心残りというか、やりきれないというか、複雑な心境で帰国してきました。みんな悔しいはず。
突然退避の連絡を受け、特に首都から離れて活動していた自分は何をするにも時間が足りず、活動も、片付けも、挨拶回りも、お土産購入も何も出来ないまま帰国となりました。
隔離期間
自分たちがウガンダにいた頃、ウガンダ国内では感染者はまだ出ていませんでしたが、帰国までに人の多い空港を通ったり、機内で不特定多数の人と接触することから、成田に飛行機が着くとすぐに専用のバスに乗せられ、施設で2週間過ごすこととなりました。
施設では職員の方や仕出の会社の方がお世話してくださり、不自由なく過ごすことが出来ました。その節はありがとうございました。
しかしいくら待遇は良くても、そこでの2週間の隔離は結構精神的に参りました。「帰国したらアレ食べよう、コレ食べよう」と言っていた計画も潰れましたし、会いたい人にも会えない、行きたい場所にも行けない。家ならまだ娯楽があるところ娯楽もなく、持ち物も帰国してそのまま、ドラクエの初期装備レベルです。睡魔に襲われる度にやられてしまってました。
なんとか2週間耐え、晴れて出所となりましたが、いかにも海外から帰ってきましたという風貌の私たちへの風当たりは良いものではありませんでした。
地元で細々
退所のその日の夕方の飛行機で地元の北九州に帰ってきたものの、どこにも行けないのでゆっくりしているわけです。自分は記録の整理として、活動したウガンダや旅行で行った周辺国の動画をまとめ、YouTubeにあげたりしています。
こちら、ユネスコの無形文化遺産に登録されている、木の皮から作られる生地 バーククロスの作成動画
こちらは世界最高のサファリと呼び声高い、タンザニアのセレンゲティ国立公園
元々動画編集用に撮ってないので画質は良くないですが、少しでもアフリカの雰囲気が伝わればと思いますし、何よりあの地に自分が居た記録としてこういう作業が必要だと思ったのでまとめています。
一時帰国とのことでしたが、帰れる目処も立たないので、自分たちの任期が切れる7月9日まではこの生活が続きそうです。
今後の展望
と、まぁ、今はチャージして、新天地が決まったら、協力隊生活で得た経験を少しずつ還元していきたいなと思っております。
ウガンダに居た日々が、既に今は昔状態です。
ブログですが、同期9人で毎週日曜日に更新しますので、自分には次は回ってこず、これが最後の投稿になります。
このような駄文を最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます。
まだまだウガンダについて、協力隊について、菊山について、知りたいよという方が万が一いらっしゃいましたら、自分の書いている(書いていた?)ブログを読んでみてください↓宣伝
菊山は終わりですが、今後も同期が順に書きにきますので、また来週こちらでお会いしましょう。
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