タイヤサンダル、売り始めました

マユゲ派遣のまんよーです。

 

任期も残すところ7ヶ月となりました。

ウガンダに来てもうすぐ4分の3が過ぎるなんて

本当に早いですね。

そろそろ活動の終え方についても

明確な目標を設定して動かないとなあ。

 

さて、早速ですが本題に入ります。

12月7日(土)に首都カンパラの

日本食料理屋“Yamasen”で「日本祭り」なるイベントが開催され、

私はJICAブースにてタイヤサンダル“Tutambule”の

出店を行いました。

 

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用意したのは鼻緒型で4種類のチテンジを使ったサンダル計24ペアです。

 

販売目標数は半数の12ペアとしたものの

正直5ペアもいける自信はありませんでした。

 

しかも当日は雨が降る降る。

お客さんいるのかな、来てくれるのかな、

なんて不安になっていました。

 

しかし、独特な商品であったが故に

蓋を開けてみるとかなり興味を持ってもらえて

現地人や日本人だけでなく

欧米人の来客からの質問などを交えつつ

商品の説明ができた上に

最終的には11ペアを買っていただきました。

 

公の場でしっかり販売をしたのは

今回が初めてでしたが

初回で半数近くも購入され

利益を得ることができたので

成功だったかなと思えます。

 

活動の相棒で今回の出店に

一緒に関わってくれたチャールズも

モチベーションが上がったようで

これからも頑張っていきたいと

話してくれました。嬉しいですね。

 

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〜余談〜

忙しすぎて他のブース回れず楽しみきれませんでした。

美味しい日本食食べたかった。

 

…………………

 

話を戻します。

 

現在、他の国の隊員から

計7ペアの予約が入っているため

メンバーも製作に取り組んでいます。

また、日本にいる友人達からも

「欲しい!」ということで連絡をもらっていて

彼らにも届けられるように

流通手段をどうにかしようと検討中です。

 

1番大事な得た利益の使用用途についてですが、

・製作メンバーの収入

・材料費+セービング

・井戸保護用フェンス建設のための予算

となります。

大事に使わせていただきます。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

ちなみにですが

Tutambuleのインスタアカウントを開設しました。

ぜひフォローしてください。

 

ID : tutambule_mayuge

#tutambule

 

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日本語版ですがポスターも作りました。

英語版も作ります。

 

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今回はここまでとさせていただきます。

ウガンダは雨が続いていて寒いですが

日本はもっと寒いかと思います。

体調には十分お気をつけください。

 

それでは。

ボランティア調整員という黒子の存在

金欠隊員の菊山です、こんにちは。

 

 

昨夜、自分がウガンダに来て以来ずっと担当してくれていたボランティア調整員(以下VC:Volunteer Coordinator)の方の送別会が首都カンパラで開かれ、参加して来ました。

このVCという仕事、JICA関係者の人以外には馴染みが無いと思いますので、本記事で紹介したいと思います。

 

 

実は、カンパラに上がる3日間くらい前にお金が底をつき、家にストックしていたパスタ麺とニンニクで作るペペロンチーノを3日9食食べて喰い繫いだ結果、菊山史上最高のペペロンチーノに辿り着くことが出来ました。

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では、本題に移ります。

 

 

現在、世界では2000人弱のJICA海外協力隊員が活動しております。

そのボランティアの要請書(活動内容)を作ったり、活動や生活をサポートしたりするのが、VCの仕事になります。

 

 

国により違いがあると思いますが、ウガンダでは一人のVCが10人くらいのボランティアを担当されています。

 

 

このVCも、協力隊員の募集と同じで、年2回の応募に申し込んで、一次・二次審査を通った方々が就かれています。任期も基本は2年(希望により延長可)。自分の担当の方は2回の延長があり、3年3ヶ月活動されていました。

 

 

応募には、最低2年の海外経験が必要で、申込者の4分の3は元協力隊員で、実際に採用されている人もほとんどが元隊員です。隊員時代の経験を生かしたアドバイスは、我々ボランティアにはとてもありがたいです。

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と言っても、自分の専門分野以外のボランティアもお世話することになり、様々な知識も求められるお仕事です。

 

 

そして、協力隊事業はボランティアが主役です。VCが仕事するわけではありません。

VCの方は、僕らボランティアに考えることは促しますが、答えを与えることはしません。僕らの主体性を尊重するため、良い距離感を取ることも大切なようです。

 

 

ただでさえストレスの多い海外勤務で、縁の下の力持ちに徹するお仕事は楽では無いと思います。ただ、給料は良いですし、日本国外なので税金も掛かりません笑

 

 

人のこと一番に考えれる思いやりのある人が向いていると思います。そうでないと、担当されるボランティアの方が大変な思いをすることになりますしね。

 

 

自分を担当してくれていた方は、いつも客観的なアドバイスをくださり、活動を別の視点から考えるきっかけを与えてくれました。ここでもお礼を言わせてください、ありがとうございました。

 

 

送別会は、たくさんのボランティアと他の調整員とJICAスタッフも集まり、昔のボランティアからビデオレターもあったり、みんなから好かれていた調整員さんだったんだなぁ〜と実感しました。

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プレゼントしたTシャツ、早速着ていただきました笑

お世話になったこの方のためにも、残りの任期も頑張りたいと思います。

 

 

では、ここらでおしまいにします。ご拝読ありがとうございました。

ストレス、解放!ジンジャパワーだ!

どうも、こんにちは。
現地人にセントンゴと呼ばれ続け、もういいわ~、と思う今日この頃な江頭です。

あと8ヶ月で帰国ですが…もう穴トイレの共有トイレは嫌だ~!共有の水浴びスペースなんて使いたくね~!シャワーがいい~!水道とシンクが家に欲しい~!隣の子供の鳴き声うるせ~!ウガンダローカルフードもうあきた~!チャイニーズ、チャイニーズうるせ~!

とストレスが溜まるのは致し方なし。もちろん、私よりも住居環境が良くない隊員もボランティアの中には沢山いるのて、贅沢言うな!と言われそうですが、やっぱりストレス溜まるんですよ。

ボランティアの他のみんなはストレスが溜まったらどうしてるんだろうか?
えっ?私?もう我慢が出来なくなったらジンジャです。

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ちなみにハートがある所がブイクウェです。
乗り合いタクシーで直通で行くとだいたい30~40分くらいで着きます。


ブイクウェの隣には、ソウルオブナイルで有名なジンジャがあるんです!

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ナイル川。綺麗ですね~。

それに他にも
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ムズング御用達デリミート。任地で販売されてるようなあまり衛生的とは言えない肉ではなく、割としっかりした良い肉が売られてます。
ここでは他の隊員が任地で現地の人が作っているクラフトを販売してたりもします。

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バーボンという川沿いの開放的なバーです。
ドラフトビール飲めます!


えっ、写真が悪いって?
それはあなた!是非実際にウガンダのジンジャに来て確かめてみてください、ということですよ!

有難いことにジンジャには綺麗な景色があり、美味しい食べ物や飲み物でストレスを発散出来て、更にリフレッシュできる場所が数多くあって、実は今回は紹介してませんが、他にも静かにワインを飲める所とか、ラーメンやピザ、タコスの食べれるオシャレな所、他にも様々な隠れ穴場的な場所がいっぱいあります。

きっとそのうち誰かがジンジャについて詳しく紹介してくれるでしょうから、今回は触りだけ。

ということで、幸いにも近くにこんな良い場所と素晴らしい同期がいるおかげで何とかかんとかやっていけてます。

同期のみんなとジンジャありがとう!

ということで、短いですが今回はお終い。

読んでいただいてありがとうございました!

ではまた次回!

TEVAサンダルに半ズボン、山(丘?)ナメてました。泣

 

こんにちは!ホイマのいっちーです!

相変わらずマイペース更新ですみません!!

 

まずはタイトルの説明〜。

 

先週末、ホイマの数ある山々のどれか登ろっかなーと、思いつきで近くの山の麓までビューンと行きまして。

山といってもすんごく小さくて、ちょっと登るだけだからーとタイトル通りの格好で登りまして。

いい景色眺めて、さっ帰るか〜と下山していたら案の定滑って右膝から大量出血。ばなんげ。

いい景色を見て、いい汗かいて、ションボリしながら帰りました、、、。

 

っていう恒例(?)の傷病報告でした。笑

 

 

さてさて本題。先に言っておきますが今回のブログは任地にすごい偉い人きたよっていう自慢話です。

だって書くネタあんまり無いんだもの、、。

 

先日、ホイマの他の地域へ出張されていた駐ウガンダ日本大使の亀田大使がわざわざ時間を作って私の任地へも足を運んでくださいました!

 

滅多にお会いできる機会がないので、活動内容だけでなく普段の隊員生活の様子や、よくカウンターパートと活動中に言い合いになっていたけどそれが楽しいことなど、ありのままたくさんお話しさせていただきました。

 

会話の内容は割愛しますが、、、1時間ほどのご滞在でしたが、私の話を聞いて親身になってアドバイスしてくださり、残りの任期もやり切ろう!と後押ししていただきました。

 

あと、先月には「World Food Day」におけるイベントが配属先の研究所で行われまして、来賓としてウガンダの副大統領と他に政府関係者がたくさんきてました。

同僚たちからは会う度に「大統領も来るから、絶対にこの日は研究所にいろよ。カンパラに遊びにいくなよ!」と念を押されてたのでわくわくしながら待ってたのですが、当日、ムセベニ大統領こないじゃん、、、とちょっとがっかりしたのは同僚達には秘密です。

 

それにしても、偉い人や外国人のお客さんが来たときのウガンダ人の張り切りようがすごいです。

ボーボーだった芝生や生垣はいつも以上に綺麗にされ、建物の屋根や壁は新しく塗り直し、食器を買い替え、牛を5頭捌き、ガタガタの道が舗装されている。

 

極め付けは、除草剤の効果の実験の為、実験区の何ヶ所か雑草が生い茂っていた私の圃場が見栄えが悪かったせいか綺麗さっぱり刈り取られていました。びっくり。

 

こんな感じで思うようにいったりいかなかったり、いろんな人に助けていただいたり絶望の淵に追い詰められたりと楽しく過ごしています。

 

あと1ヶ月ちょいで2019年もおわりですね。年が明けたら任期も半年。残る雨季もあと一回。

あー、悔いなく過ごしたい!と思う今日この頃です。

 

 

いっちー(大使に頂いた虎屋の羊羹美味しかったなぁ。)

 

お写真コーナー📸

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↑亀田大使と。掲載許可取得済み!作業着&足袋でお迎えしてしまいました。汗

 


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↑ビフォー


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↑アフターーーーー(泣)


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↑お米の花!今の時期、出穂ラッシュです!


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↑鳥除け。果たして効果があるのか。


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↑最近、いつの間にか現れて見よう見まねで作業を手伝ってくれるシスターズ!ただただかわいい。

 

 

 

時は止まんないんだなーってつくづく感じる今日このごろ🇯🇵🇺🇬

カプチョルワに派遣されている

あじです!!

今回は、いつもより自分の番が回ってくるまで長く感じましたー!なんでだろう、、

そんなこんなで、僕たち2018-1ウガンダ隊がここウガンダに派遣されてから気づけば1年4ヶ月近くが経っています。

任期の延長等を行わなければ、あと8ヶ月のウガンダ生活となりました。

配属先に赴任したころには、何もわからず、何も上手く行かなかった活動が、ちょっとずつ形になってると感じることも増えました。

きっとこれは、同期のみんなもそうなんだと思う。

先輩隊員からは、派遣当初「2年目に入るぐらいで活動が軌道に乗ってくるよ」とよく言われました。

最近、その時かけていただいた言葉の意味がわかったような気がします。自分の場合は、軌道に乗るか乗らないかというより、色んなことに挑戦できる可能性が広がってくるといった感覚に近いですが、、、

 

冒頭が長くなりましたが、題名のことについてちょっと話したいと思います。

 

最近は、「時間」について、すごく考えます。

何週間後かの予定をたてたと思ったら、気づけば、その日になっていて、時が経つのは早いなーと思ったり、緊張するプレゼンテーションが数日後にあって、嫌だなーとか思ってても、時を止めることはできずに、結局その日は来るわけだし!

ウガンダにいる自分の時間だけが動いてるわけじゃなくて、日本にいる家族、友達、世界中の人たちの周りでも時は動きつづけている。

協力隊としてアフリカのウガンダに行くってなって、なんか違う世界に行くみたいな感覚があったし、色んな人にそんなニュアンスのことを言われて日本を出てきたけど、どこに行っても時間は、流れているし自分の周りだけ時間が進まないことも進むこともない!

みんな同じ時間を過ごしてて、取り巻く環境によって使い方だけが違う。

当たり前のことなんだけど、最近改めて感じることが多い。目の前の時間を大切にしなくてはいけませんね。過ぎた時間は帰ってこないから!

 

ここからは少し活動の話をします!

来週の金曜日に、小学校でスポーツフェスティバルを行う予定です!日本の運動会をイメージして1ヶ月ぐらい練習してきました。

ウガンダの学校のスポーツ大会といえば、得意な子だけが何種目も出て、ほとんどの児童、生徒は見てるだけで終わるものが主流です。

今回は、フェスティバルの中で、全員種目しか取り入れてません!そこに焦点を起きたかったのです!色んな意図があって開催しようと思ったのですが、なんだか自分勝手な企画になってしまったなーと思ったりもしなくありません。

ただ、先生たちは協力的だし、児童達も楽しそうだし、ここまでやってきたことに後悔はしてないです!本番がどういう形で終わるのかわかりませんが、最後までやり切りたいです😊

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任地カプチョルワの一つ先にある、ムバレ県でウガンダの大臣や記者の方々にむけて、日本大使館側からの活動報告の一つとしてプレゼンテーションをさせてもらいました。

英語で、偉い人にむけて自分の活動を報告するなんて、そんなに出来る経験じゃないので、とても貴重な経験になりました!!

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東京オリンピックのウガンダの陸上選手のホストタウンになっている立科町とランナーがたくさんいる任地カプチョルワをつなげるためにちょっとずつ動いています!この可能性はなんとかものにしたいです。11月は、ここに尽力します。

 

 

 

やりたいこと、やれそうなことは、探せば自分の周りにたくさんあって、手を伸ばすか伸ばさないかは自分次第!努力次第でいくらでも面白くできる!これが協力隊の魅力だなって最近気づきました。もちろん環境や運によって左右されると思いますが、少なくとも自分が今置かれてる環境は、上記の言葉通りです。

魅力を存分に味わえるように残された任期も頑張ります😊

 

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最近全然上手くいってない野球部

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綱引きを仕切る先生
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セカンダリーの体育の授業

 

 

日本人であり🇯🇵、外国人であるということ🇺🇬

 

 

8周目です。

ウガンダ交換日記🇺🇬

まさです!

 

残りの任期を気にするようになっている最近。配属先では国家試験のため教員も生徒も大忙しです…。

 

今回はウガンダで生活して感じることをほんのちょっと笑

内容暗め?重め?かもなので、所々にみんなが描いてくれた似顔絵を挟みながら…笑


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まだまだ若造の自分ですが日本に20年以上住んで、パッとアフリカの地で生活を始めると日常生活の中で戸惑うことは数多くあります。

 

①時間

時間感覚は、"日本人として"というところと"現地の文化"のギャップにだいぶ苦しみました。

朝8時集合と言われ自分は10分前に到着。

みんなが来たのは朝10時。

こんなことはアフリカ隊員のみなさんはよくあることじゃないでしょうか?

 

派遣当初は時間を無駄に消費してしまう気持ちで苛立ちも強かったですが、今は居なかったことを考えて時間を埋められる何かを持ち歩きます。(本や参考書、パソコンなど)

8時と言われて居ないことはわかっているんですが、そこは日本人として守り抜きたい意地?格好良く言うと誇り?みたいなものが、頑固な性格の自分にはあるみたいです。


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ウガンダでは時間(予定)通りに物事が進んだら奇跡です。

守れたら普通。遅れたら仕方ない。

人によっては神がそうした。ということもありますね。

 

ただ、考え方1つで大きなストレスを軽減することが出来ます。

日本語の通じない海外での生活で些細なストレスを溜めることは、生活に充実感を得られなくなるので、自分は気をつけています。


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②感謝と謝罪

この2つも、日本での"普通"とは大きく異なる様に感じます。

日本では小さなことでも

ありがとう。

些細なことでも

ごめんね。

が、たくさん溢れています。

 

日本では当たり前のことですが、この2つの言葉が生活を豊かにかつ温かくしているのは、ウガンダでの生活を始めて身に沁みました。


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ウガンダでは教員や生徒からやThank you と I'm sorry を聞く機会はそんなに多くありません。

もちろんその都度伝えてくれる人も居ますが、日本人と比べると雲泥の差です。

 

Thank you は感覚的な違いだとしても、I'm sorry に関しては、めったに聞くことはありません。

 

何か悪いことをしてしまった際は、ほとんどがForgive me(許して)なのが現実です。

これは、ウガンダのムチで叩くという教育スタイルも関与していると思いますが、1番の問題はその対象が反省しないという点です。

 

許してもらえればそれで終わり。何が悪くて怒られているのかを知ることなく終わってしまうので、同じ失敗を続けてしまう負のサイクルがあります。


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個人的な意見としてムチ打ちは否定しません。それがウガンダの教育スタイルならそれでいいと思います。ただ、何が悪くてムチで叩くのか、どうしなければいけなかったのか、を伝えることのないパニッシュメントは教育ではなく、感情のない暴力です。

 

そういった現状に直面出来る教育現場では、自分も信念を持って生徒と向き合っていますが、他の教員にまで想いをぶつけられてはいません…。

 

ただ、自分はどんな小さなことでも感謝の気持ちは積極的に伝えています。

その方がお互いに気持ち良くなれるし、笑顔が増える気がします!!


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つらつらと書きましたが、自分の頑固で面倒くさい性格では、こういった日本との違いを理解するのにかなりの時間がかかりました。

実際の所、自分の気持ち次第では未だに苛立つことも多々あります。

 

しゃーない!!

 

この言葉、アフリカで生活するには必要不可欠な言葉です。

イライラして良いことは1つもないのでら気持ちに余裕を持って、しゃーない精神で残りもやっていきまーす!!

 

メンヘラチックな面倒くさい文章になっちゃったけど嫌いにならないでね…笑


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どれが1番俺っぽかったかなぁ…?笑

 

 

電気と水、どっちが大事?

みなさんお久しぶりです。ムバレ県配属のふぉれです。

 

さて、日本では大型の台風が三連休に直撃して大変な事態だったと聞きます。僕の親戚も一時避難していたそうです。

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避難所の写真だそうです。不謹慎ながらこのカップ麺は羨ましい…

 

避難所では水も限られているでしょうし、所によっては停電の憂き目にもあったと聞きました。ちなみに我が家も現在停電(3日目)と断水(ちょうどこのブログ書きながら気付きました)しています。

 

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懐中電灯って明るいんだなぁ。

 

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ヘッドライトとか持っててよかったなぁ

 

配管工のおっちゃんが大家さんからお金を騙しとって絶賛逃走中なので果たしてこの断水はいつ解決するのやら。

 

ウガンダに来てはや一年と3ヶ月。停電にも断水にも慣れては来ましたが、それでも辛いものがありますね。日本に帰りたくなります。

 

さて、ここでちょっと、日本の友人から時折来る質問を紹介します。

「停電と断水、どっちが辛い?」

という質問です。

 

答えとしては「どちらも辛い」といった所でしょうか。一応断水に備えて水を溜めてはいます。停電に備えてモバイルバッテリーもいくつか持っています。でも、所詮備えは備え。ケータイ充電できれば最低限何とかなるけど、逆にそれ以外なにもできません。

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家電なんてただの置物です。ちなみにミキサーの中身は自家製キムチの素です。仕上げができません。冷蔵庫の中も悲しい温度です。ムバレはそこそこ生活環境が整っているので色々買い揃えましたけど、こうなると本当に無力です。

 

水にしても、限度があります。

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こういう容器に水を溜めてはいますけど、

飲み水もそうですが、炊事洗濯、体を洗ってトイレに行って、と、生活の至るところで水を使いますよね。水洗トイレは一見快適ですけど断水するとただただ無力です。

このぐらいの備えはまああっという間に底をつきます。

 

とはいいつつ、これぐらいのトラブルは日常茶飯事なので協力隊員はこのぐらいでへこたれません。ややストレス溜まるぐらいです。何だったら水道も電気もそもそもない隊員だっています。

 

ただしこれが日本だと、また勝手は違ってくるのだと思います。普段から水を溜めている人はどれくらいいるのでしょう?電気と水道が安定していることが前提の生活、台風や地震などでライフラインが止まった時のダメージは計り知れない物だと思います。

 

「あるはずのものがない」これってすごいストレスですよね。水や電気に限らず、これまで当然のように手に入っていたものが手に入らなくなる、使えたものが使えなくなる。電気と水、どちらの方が重要か、というより、なにかがなくなることがとにかく辛いです。でも、トラブルって大概突然やってきますよね。辛い間に合わないためにも日頃から備えはしっかりしておこうと改めて思う一日でした。真っ暗で眠たい。

 

もり えいじ (ふぉれ)